3. ご利用中

さあ、目の前を流れる非日常の世界をお楽しみください

洗練されたカスタムハーレーに乗り、次々と流れる景色はきっとあなたの気分を最高のものにしてくれることでしょう。
そんな非日常の世界を存分に味わっていただくために、ご利用中のアドバイスやポイントをお知らせします。

バイクツーリングはその時の気分による自由気ままの旅も楽しいですが、出発前のプランニングをすることで不要なトラブルや時間ロスを少しでも軽減できる可能性が高まります。
ご自身の車両であれば万が一のトラブルによる時間ロスは予定時刻の延長などで解消されるかもしれませんが、レンタル車両となるとご自身の予定延長だけでは済まされなくなることもあります。
時間の余裕がなくなり、その焦りからスピード超過になり、思わぬ事故を誘発する可能性もあります。
たとえ事故に遭わなかったとしても車両返却時刻に間に合わなければ、延長料金が発生し余計な出費が増えることになります。

このようなトラブルに遭わないためにも事前のツーリング計画を立てることをオススメします。
分刻みの計画とまでいかなくとも、あらかじめ「ここは走りたい」とか「ここのお店の○○は食べたい」などポイントでリストアップし、走行ルートを選定するだけでもかまいません。
そして「〇時までにはここに到着するようにしよう」など余裕を持った時間を設定するとスムーズに旅ができると思います。

ツーリング経験や立ち寄り時間にもよりますが、一般的に日帰りツーリングが初めての方でしたら片道150km圏内で設定すれば、距離、時間ともに無理のないツーリングを楽しむことができます。

まずは事前の計画を立てることによってトラブルの発生を極力避けることができ、スムーズにツーリングを楽しむことができます。

当店のハーレー車両はすべて「無鉛ハイオクガソリン仕様」となっております。
給油の際はくれぐれもお間違えのないようお願いします。
また車両返却の際は必ず満タンでお返しください。
満タンでお返しいただけない場合は、返却時に走行距離に応じた所定の燃料代を申し受けます。

当店のハーレーには全車両ETCが標準装備されているので「高速を使って遠出をしたい!」というお客様もいらっしゃると思います。
しかし、高速道路では一般道と比べガソリンスタンドが併設されているSA・PAまでの距離が遠い傾向にあります。
一般道走行時よりも一層残燃料を気にしていただき、ガス欠にならないようにご注意ください。
ちなみに高速道路での二輪(バイク)に対するJAFの出動理由のうち、最も件数が多いのは「燃料切れ」です(2023年度)。

また、山間部をツーリングされるお客様も多いかと思いますが、山間部も高速道路と同様ガソリンスタンドが少なく、
昼間であっても週末は休業しているお店も少なくありません。
営業時間もまちまちですが、夜間はほぼ営業していないと思っていただいたほうがいいでしょう。
まだ燃料に余裕があったとしても山間部を走る前や山間部走行中は営業しているガソリンスタンドを見つけたら、こまめに燃料を満タンにすることをオススメします。

高速道路や山間部に限らずネットに掲載されているガソリンスタンドの営業日や営業時間などは更新されていない場合もあるので電話などで直接お問い合わせしたほうがいいでしょう。

数キロ先までほぼ直線の海岸沿いを心地よい潮風を感じながら疾走する。高知県内は至る所にこのような最高のシチュエーションの道があります。
心地よい潮風…程度なら良いのですが、その風が風速10m/s以上となるとバイクで走りながらバランスを取ることが難しくなってきます。
特に海沿いでは強風が発生しやすく、それが横風となると向かい風や追い風よりも煽られやすいのがバイクという乗り物です。
危険と感じたら風がやむまで待機するなどの判断が必要になってきます。
事前にネットの天気予報などで走行ルート付近の風向や風速、時間帯などを調べておくと良いでしょう。

高知県は海沿いのツーリングもいいですが、山間部や峠道でワインディングを楽しみ、高い標高できれいな空気を浴びるのも人気があります。
ただその分、もしくはそれ以上に危険な箇所もたくさんあります。
整備が行き届いている市街地と比べ道路に大量の落ち葉や砂が落ちていたり、舗装が劣化した凸凹の箇所が多く存在します。
少しの落ち葉や砂を踏んだからといって直ちにタイヤが滑ることはないですが、コーナリング中などバイクがバンクした状態で不用意に大量の落ち葉や砂を踏んでしまうと非常に危険です。
自動車ではなんてことない路面でもバイクでは少しの凸凹でバランスを崩してしまう危険性があります。
山間部は狭い道のブラインドコーナーも多く、その先の路面状況が急に悪くなっていることもあります。
このような狭い道のコーナーでは常に「対向車が来るかもしれない」と予測しておくことも大切です。
逆に直線であっても落石や動物など思いもよらないアクシデントの危険性もあります。

また山間部は太陽が当たらない場所も多く、晴れた日でも水たまりが残っている箇所が結構あります。
水たまりを避けることができればそれに越したことはないですが、どうしても避けれない場合はゆっくり徐行してください。
泥などが混ざっている水たまりは思ったよりも滑りやすいのでできれば侵入しないことがベターです。

どのような路面でも不安を感じたら足をついて車体を支えながらゆっくり通過するか、もしくは完全にバイクから降りてハンドルを押してゆっくり通過するのも一つの手段です。

ツーリングをしていると天候の急変やアクシデントなど予期せぬことに遭遇することが少なからずあります。
特に強風や濃霧などバイクの運転に大きく支障をきたす程危険を感じた場合はすぐに停止し収まるまで待機。
待機してもしばらくの間状況が変わらなければ「引き返す」という判断も必要です。
いずれにしても転倒や衝突、転落してしまえばバイクという特性上、身体に大きなダメージを及ぼしてしまう可能性は大いにあります。
お客様にとって楽しいツーリングが悲しい思い出にならないよう、ぜひ無事に帰るための英断をお願いします。

運転している車両がレンタルであるかどうかは関係なく、交通事故を起こし負傷者がいる場合には、負傷者を救護する義務があります(道路交通法72条1項)。
負傷者を安全な場所に移動させる、必要に応じて周辺の方に救助の応援を求めることや救急車を呼ぶなど適切な救護活動をしてください。
これはご自身の車両の場合でも同じですので万が一の事態に備えて救命救急の講習を受講するなど知識を身につけておくことが望ましいでしょう。

また交通事故を起こした場合は警察に届け出る法的な義務があります(道路交通法72条1項)。
人身事故、物損事故、自損事故に関係なく、運転中に交通事故を起こした場合には、その事故の大小にかかわらず必ず警察に届出てください。
これももちろん運転している車両がレンタルであるかどうかは関係ありません。
万が一この義務に違反して届出をしなかった場合には、3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金が科される可能性があるほか、保険を使用するにあたっては、交通事故証明書が必要となりますが、警察に届出をしていないと交通事故証明書が発行されず、当店の加入している各種保険を使用できなくなる可能性があります

なお、人身事故であればそれだけで違反点数が付いてしまいますが、自損事故では原則警察へ自主的に連絡をすれば、事故を起こしただけでは違反点数は付きません。
しかし、自損事故を起こしたにもかかわらず警察への連絡をしなかった場合には当て逃げ」となり、最低でも30日間の免許停止処分の対象となります。違反点数は少なくとも7点の加点があり、10万円以下の罰金もしくは1年以下の懲役が課せられます。
したがって、レンタル車両を運転中に交通事故を起こした場合には、事故の大きさにかかわらず、まずは警察に連絡をすることが、今後の自分を守ることになります。

そして上記の法的義務を果たしたのち、直ちに当店(088-879-3845)までご連絡、指示に従ってください。

走行中は道路交通法をお守りいただき、安全に走行してください。
非日常を味わうために普段走らない道を走行し違った景色を楽しむこともあるかと思います。
つい気分が高ぶり、速度が上がりすぎたり、目の前に広がる景色に目を奪われすぎないようにご注意ください。
バイクが初めての方や久しぶりの方はもちろん、日頃ハーレーなど大型二輪をお乗りの方でも、レンタルした車両のクセや特徴などが普段とは違うということを念頭に、くれぐれも過信することがないようお気をつけください。

また、他の走行している車両や目的地などで駐輪した場所にご迷惑のかからないよう、マナーにもご配慮願います。


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